選定基準¶
ゴールドETFを選定する際の主要な判断基準について解説します。
コスト効率¶
- 信託報酬率
長期保有の場合、信託報酬率の差は複利で大きな差となります。
- 取引コスト
売買手数料、スプレッド(売値と買値の差)の大きさを考慮する必要があります。
流動性と安定性¶
- 純資産総額
規模が大きいほど流動性が高く、運用の安定性が期待できます。
- 売買高
日々の取引量が多いほど、市場価格と基準価額の乖離が小さくなりやすい傾向があります。
運用の透明性と信頼性¶
- 裏付け資産
金の保管方法や監査体制が明確であることが重要です。
- 運用会社の実績
運用会社の実績と信頼性を考慮する必要があります。
利便性¶
- 最低取引単位/価格
少額から投資可能かどうかを確認します。
- NISA対応
新NISA(成長投資枠)で購入可能かどうかを確認します。
特殊機能¶
- 現物交換の可否
必要に応じて金地金に交換できるかどうかを確認します。
- 為替ヘッジの有無
円建てか外貨建てかを確認します。